個展のタイトル「Restore」の意味には、「復活、復興、元気になる」があります。日本国内だけでなく、世界に向けて発信できる写真家を目指したいと常々思っていた私は、縁あって、国連WFPの方々と一緒に、飢餓に苦しむ世界の子どもたちの未来を支える「学校給食プログラム」の撮影をしました。もちろん、それらの訪問地は、食糧、水など生活する上で最低限必要であろう物も不足し、人びとの生活は圧迫したものでありながらも、子どもたちの瞳は澄んで輝き、生きる力を感じました。
私の写真を通して何かを感じ取ってもらい、幸せな、前向きな、温かい気持ちになり、「困難の中にあっても、今生きていることこそが幸せなのだ。」と思っていただきたいと願っています。 光は闇の中に輝き、闇は光に勝つことはできないのです。
私は闇が多く存在する中で、光を明らかにするために写真を撮り続けようと思います。もちろん、日常生活の何気ない瞬間を切り取り、シャッターチャンスはいつも心の中に常に持ち続けることが大事だと思います。
今回の個展開催にあたり、後援していただいた国連WFPの関係各位の皆様、個展開催に協力していただいた皆様に感謝をしています。
出展作品数:カラー約40点
(写真展情報より)
名称:まゆみ瑠衣写真展「Restore」
会場:オリンパスギャラリー東京(オリンパスプラザ東京内)
住所:東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル1F・2F
会期:2012年9月6日~2012年9月12日
時間:10時~18時(最終日15時まで)
休館:日曜・祝日